SRTファイルの作り方と開き方、字幕ファイル完全ガイド (2026年)
核心まとめ: SRTは「番号+時間+テキスト」が繰り返されるだけのテキストファイルで、メモ帳でも開いて直せます。作るときは自動文字起こしで下書きを出して修正するのが最速。文字化けしたらUTF-8で保存し直せば解決します。
YouTubeに字幕を上げるときや、共同作業者に字幕を渡すときに出会うのがSRTファイルです。名前は難しそうですが、実体はとても単純なテキストファイル。この記事ではSRTの構造から作り方、開き方、よくあるトラブルの解決までまとめます。字幕をファイルで上げるか動画に焼き込むか迷っているなら、先にSRTアップロードvs字幕焼き込みをどうぞ。
SRTファイルとは
SRT(SubRip Text)は字幕の標準形式です。中身を開くとこうなっています。
1
00:00:01,000 --> 00:00:03,500
こんにちは、今日は字幕の話です。
2
00:00:03,600 --> 00:00:06,200
SRTファイルは思ったより単純です。
構造はたった3行
番号、時間(時:分:秒,ミリ秒)、字幕テキストが1セットで、空行で区切ります。注意点は1つだけ。ミリ秒の区切りがピリオドではなくカンマ(,)だということ。似た形式のVTTはピリオド(.)を使うので、この違いで形式エラーになるケースが多いです。
どこで使うのか
YouTubeへの字幕アップロード、編集ソフトへの字幕読み込み、翻訳依頼での受け渡し、VLCなどのプレイヤーでの字幕表示まで。字幕が行き来するほぼすべての場面でSRTが共通言語です。
SRTの作り方3つ
| 方法 | かかる時間 (10分動画) | 向いている人 |
|---|---|---|
| 自動文字起こしツール | 5~10分 (生成後に確認) | ほとんどの場合、一番おすすめ |
| YouTubeの自動字幕を入手 | 10~20分 (修正必要) | すでにYouTubeに上げた動画 |
| メモ帳で手書き | 1時間以上 | 数行だけの超短編 |
自動文字起こしで出す (おすすめ)
音声を自動で文字起こしして時間まで合わせてくれるツールを使えば、SRTは数分で出来上がります。bakecutなら動画を開いて文字起こしを押すだけで文ごとのタイミング付き字幕が生成され、誤字を直してSRTで書き出せば完了です。文字起こしの精度を上げるコツは自動字幕の精度を上げる5つの方法にまとめています。
YouTubeの自動字幕をダウンロードして整える
すでにYouTubeに上げた動画なら、YouTube Studioの字幕メニューから自動生成された字幕をダウンロードできます。ただし自動字幕は句読点がなく誤字もあるので、修正が前提です。
メモ帳で直接書く
上の形式どおりにテキストを書き、拡張子を.srtにして保存すればOK。ただし時間を手で合わせるのは想像以上に大変なので、イントロ数行のような短いもの以外にはおすすめしません。
SRTの開き方と修正方法
メモ帳でそのまま開けます
SRTはテキストファイルなので、Windowsのメモ帳、Macのテキストエディットで開けます。ダブルクリックで開かない場合は右クリック→このアプリケーションで開くから選びましょう。誤字の修正程度ならこれで十分です。
動画と見比べながら直すなら
字幕と映像を並べて直すなら字幕編集ソフトが楽です。タイムラインで字幕をドラッグして動かし、プレビューですぐ確認できるので、ズレの修正は編集ソフトの方が圧倒的に速いです。
YouTubeにSRTを上げる方法
YouTube Studio → 字幕メニュー → 言語を選択 → ファイルをアップロードでSRTを上げれば完了です。視聴者は字幕ボタンでオンオフでき、検索にも反映されます。画面に常に見えるデザイン字幕にしたいなら、ファイルではなく動画に焼き込む方式が必要です。2つの方式の違いはハードサブvsソフトサブで比較しています。
よくあるトラブルと解決法
文字化けする (エンコーディング)
一番多いトラブルです。ファイルを開いてUTF-8のエンコーディングで保存し直してください。古いソフトが作ったSRTは別のエンコーディング(Shift-JISなど)で保存されていて、YouTubeやプレイヤーで化けることがよくあります。

字幕がだんだんズレていく
動画の冒頭をカットしたり、フレームレートの違う動画に字幕を付けたりすると、後半に行くほどズレます。全体が一定にズレているだけなら、字幕編集ソフトの「全体の時間をシフト」機能で一括で合わせられます。編集で動画の長さ自体が変わったなら、完成版の動画で文字起こしをやり直す方がむしろ速いです。

形式エラーと言われる
ブロック間の空行の抜け、時間のカンマをピリオドで書いた、-->の矢印の打ち間違い、が3大原因です。形式の例と見比べて該当箇所だけ直せばOKです。
よくある質問
SRTファイルは無料で作れますか?
はい。メモ帳で書けば完全無料ですし、自動文字起こしツールも無料で始められるものが多いです。選択肢は無料字幕ソフト比較にまとめました。
SRTとVTTは何が違いますか?
構造はほぼ同じで、ミリ秒の区切りがSRTはカンマ、VTTはピリオドです。VTTはウェブ標準でスタイル指定がやや自由です。YouTubeは両方受け付けるのでSRTで十分です。
YouTubeの自動字幕があるのに、SRTを上げる必要はありますか?
自動字幕は誤字や句読点の抜けが多く、視聴体験が下がります。確認済みのSRTを上げれば、字幕の品質も検索への露出も良くなります。
プレイヤーでSRTが表示されません。
動画ファイルとSRTファイルの名前を拡張子以外同じにして、同じフォルダに置いてください。ほとんどのプレイヤー(VLCなど)が自動で読み込みます。
字幕を動画に焼き付けて書き出したいです。
それはハードサブ(焼き込み)方式です。ショートやリールのように常に表示すべき字幕に向いていて、bakecutなら字幕にスタイルを付けてそのまま動画として書き出せます。
動画はアップロードせず、あなたのパソコンで。
単語ひとつひとつ飾れるAI字幕エディター