長い動画をショートに切り出す方法、区間選びから字幕まで (2026年)
核心まとめ: 長尺動画をショートにする基本は「1つのメッセージが完結する15~50秒」を探し出すことです。最初の3秒で目を引くフックのある区間を選び、余計な部分は飛ばしてつなぎ、縦画面とショート用字幕まで仕上げれば、長尺1本からショートが3~5本生まれます。
10分の動画を1本上げて終わりにするのはもったいないです。同じ動画の中に、ショートになる場面がすでに3つ4つ入っています。この記事では、長い動画からショートに切り出す区間の選び方、長さの決め方、縦画面への変換、ショート字幕までの全手順をまとめます。編集時間を減らす基本技の無音カットと合わせて読むのがおすすめです。
ショートになる区間を選ぶ基準
長尺から適当に切って上げても再生は伸びません。ショートとして生き残る区間には共通点があります。
最初の3秒に「フック」があるか
ショートの視聴者は最初の3秒でスワイプするかどうかを決めます。区間の始まりが、質問(「これ、まだ知らないんですか?」)、どんでん返し(「実はこの方法、全部間違いです」)、結論の先出し(「1か月で登録者が2倍になりました」)のどれかなら強いです。長尺の冒頭あいさつや背景説明から始まる区間は、ショートに移すとほぼ失敗します。
その区間だけ見ても話が通じるか
ショートは前後の文脈なしで単独表示されます。「さっき話したあの方法」のように前の内容を知らないと分からない区間は避け、始まりと終わりがその中で完結する区間を選びましょう。1本のショートに入れるメッセージは1つだけが原則です。2つ欲張ると両方ぼやけます。
長さは15~50秒: 短いほど良いわけでもない
ショートは最大3分まで投稿できますが、切り抜きショートの実戦域は15~50秒です。
60秒を埋め切らない理由
ショートの勝負指標は視聴完了率です。同じ内容なら最後まで見られた割合が高い方が広く表示され、長くなるほど完了率は下がります。かといって10秒以下まで削ると中身がなくなり、チャンネルへの流入につながりません。メッセージが完結する最小の長さ、おおむね15~50秒がバランスの取れた範囲です。
離れた区間をつないでもいい
ショートはひとかたまりで切る必要はありません。むしろ伸びるショートの多くは組み立てられたものです。たとえば3分15秒の質問、7分40秒の核心の答え、9分10秒のひとこと締めをつなげば、間のだらだらした説明なしで密度の高い30秒ができあがります。口ぐせ(「えー」「その、」)や沈黙を取り除くのも同じ発想で、これは無音カットガイドで詳しく扱いました。
自分で選ぶ vs AIのおすすめ
区間の選び方は2つあります。自分で動画を見返して選ぶか、AIに候補を出してもらうかです。
| 基準 | 自分で選ぶ | AIのおすすめ |
|---|---|---|
| かかる時間 | 10分動画で20~40分 | 1~2分 |
| 得意なこと | 自分の視聴者が好む場面 | フックと完結性のある区間 |
| 結果のばらつき | 勘によって上下する | 基準が一定 |
| 向いている人 | 自分の映像を知り尽くした本人 | 編集時間を減らしたい全員 |
自分で選ぶときの手順
動画を倍速で見返しながら「ここは良い」と思った時間をメモし、各候補の頭をフックになるセリフまで詰めて切る流れです。先に字幕(文字起こし)を出しておくと、目でざっと読めるのでずっと速くなります。文字起こしの精度が気になるなら自動字幕の精度を上げる方法をどうぞ。
AIのおすすめを使うとき
bakecutのショート作成は、この工程を丸ごと短縮します。長い動画を開いて本数と長さを決めるだけで、AIが文字起こしを読んでフックのある区間をつないだ候補をタイトル付きで見せてくれます。気に入った候補を選べばそのまま縦画面変換と字幕に進む流れなので、長尺1本からショート3~4本を出すのに10分かかりません。
縦画面(9:16)への変換
区間を選んだら、画面をショートの比率に変える番です。
横動画をそのまま上げない
横(16:9)の動画を縦画面にそのまま入れると、上下ががら空きの黒帯になります。基本は人物が画面中央に来るよう拡大して配置し、余った上下のスペースをタイトルと字幕の置き場にする構成です。画面いっぱいの拡大(クロップ)と元の画角を残す配置(フィット)は、場面に合わせて使い分けましょう。
背景と上部タイトルで仕上げる
元の画面を小さめに配置するときは、余白の背景を黒、ぼかし(映像を拡大してぼかしたもの)、単色、画像から選びます。そして上部に大きめのタイトル1~2行を入れましょう。上部タイトルはフックの半分を担います。「まさか、まだこれやってる?」のように区間の核心を気になる形で要約すると、最初の3秒の離脱が目に見えて減ります。
字幕: ショートは音なしでも伝わるべき
ショート視聴者のかなりの割合は音を消して見ています。字幕なしの切り抜きショートは、視聴者の半分を捨てて始めるようなものです。
長尺用の字幕をそのまま使わない
長尺用の字幕(1行25~30文字、画面下配置)を縦画面に持ち込むと、文字が小さくなり行があふれます。ショートは1行の文字数を絞り、画面のやや下、太いゴシック体が基準です。文字数・位置・フォント・強調の詳しい基準はショート字幕ガイドにまとまっています。
焼き込み字幕(ハードサブ)で書き出す
ショート・リール・TikTokは画面に焼き込んだ字幕が基本です。デザインした字幕は焼き込む方式でしか実現できず、一度焼けば同じファイルを各プラットフォームにそのまま上げられるので、使い回しにも向いています。
まとめ: 長尺1本からショート3本のルーティン
手順をまとめるとこうなります。文字起こしを用意 → フックと完結性を基準に区間を3~5個選ぶ → 余計な部分を飛ばして15~50秒に組み立てる → 縦変換+上部タイトル → ショート字幕を付けて書き出し。bakecutはこの一連の流れ(AI区間おすすめ、つなぎ合わせ、縦変換、タイトル、字幕)を1つの画面で提供しています。長尺を上げるたびにショートも一緒に作る習慣を、無料で始めてみてください。
よくある質問
長い動画のどこをショートに切り出せばいいですか?
最初の3秒で目を引くフック(質問・どんでん返し・結論の先出し)があり、その区間だけで話が完結する部分です。あいさつや背景説明から始まる区間は避けましょう。
ショートの長さは何秒がいいですか?
15~50秒をおすすめします。長すぎると視聴完了率が下がり、10秒以下だと中身が足りずチャンネルへの流入につながりません。
横動画をそのままショートに上げてもいいですか?
おすすめしません。上下の空白で没入感が切れます。人物中心に拡大するか、余白にタイトルと字幕を配置する縦構成に変えるのが基本です。
ショートが元の長尺動画の再生数を食いませんか?
ショートと長尺は表示される場所が違うため、共食いより流入効果の方が大きいです。ショートでチャンネルを知った視聴者が長尺に移る流れを狙いましょう。
長尺1本からショートは何本作れますか?
10分の動画なら3~5本が現実的です。それ以上絞り出すとフックの弱い区間までショートになり、チャンネル全体の平均成績を下げます。
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